ニワトリ デザイン
(他人の手を借りる試み)

2017年1月13日から1月17日まで行われる「公演 : 指紋は象のはたけ」の舞台美術で使用される「ニワトリ」のうち16体のデザインが決定しました。
佐野泰広(CQ)さんがイラストにエッセンスを加え立体化します。

今回の16体に選ばれなかった方々のデザイン画も、10月2日~7日に行われる「文字のメガネ・絵のメガネ」にて展示をさせていただきます。
さまざまなニワトリを、みなさまの目でご覧ください。

● 選考基準 ●

佐野泰広「目力」
大休真紀子「本人が意図していない面白さがある」
     「コンセプトが面白い」
     「好きなものを描いている」
竹腰かなこ「手触り」
     「おいしそうかどうか」
     「ニワトリは攻撃的だったり、えらそばっているけど、そういう感じでなく、触れそう。のっとられ系。」



飯野勇さま

飯野勇さま

【作品へのこだわり】
もうちょっとえぐくしたかったです。

選評:勢いがあるのが良い。横にいるぴよぴよしたものが何か気になります。



椎名真生さま

椎名真生さま

【作品へのこだわり】
犬に見えるもの。上のは草です。

選評:ニワトリを描きたくなかった生意気さと、実は二本足の犬と赤色の草によって構造分解されている。



渡辺勤さま

渡辺勤さま

【作品へのこだわり】
「ニワトリ」は丸っこいイメージ。「」と「ニワトリ」と「コピー」で1体。 「とりガララーメン」の連想

選評:cook a noodles,do!はコピーで一枚です。コンセプトに拍手。今回の舞台美術にピッタリでしょう。



 さま

  さま




選評:モジバケルのように、ニワトリで鶏が出来ている。演劇は時間の産物でもあるが、これは時間を感じさせる。



レオさま

レオさま




選評:奥の柵が、卒塔婆のようだった。日本家屋ではなく、外国の家か議論をよんだ。 また「ココリコー!」は芸人ではなく、鳴き声だと分かり、見事立体化決定。
The back of the fence , was like a stupa . Rather than a Japanese house , read the discussion or foreign house . Also " Kokoriko ! " Is not an entertainer , he knows that the cries , stunning three-dimensional decision .



べっしょ はな さま

べっしょ はな さま




選評:何ではねが二つあるの?
このニワトリだけ、どこか圧迫感があり、楽しげなのに閉塞感がある。また、吹き出しに不条理を感じさせる。



べっしょ はな さま

べっしょ はな さま




選評:4体のニワトリ
この4体のニワトリは、左上が白人、右上が東洋人、左下がアボリジニ、右下が黒人に見える。 また、とても平面的であったため、エビせんにしようという意見も挙がった。



ピカンさま

ピカンさま

【作品へのこだわり】
誰かが書いたような絵

選評:本体の顔は、本人も言っている通り、誰かが描いたような絵だが、模様と、空虚な労働を強いられているような乗客の目 (躍動的な足がポジティブさとも言われた)と、たまごから生まれたピュアな瞳に評価が集まった。のっとられ系



京井ゆき さま

京井ゆき さま




選評:シンプルによい。



塚本幸紀さま

塚本幸紀さま




選評:勢いと目力。



椎名愛さま

椎名愛さま

【作品へのこだわり】
ちょっと邪悪な目。実は足だけ人の足。
私の絵の上に娘1才2ヶ月が落書きした線の合体画です。線と絵の間をカラフルにしました。

選評:線と絵の関係と、カラフルさに票が集まった。邪悪な目と、ルアーや、さかなのようなクチバシも、人間の足も作り手を悩ませる。よい。



しいな みお さま

しいな みお さま




選評:飛行機のようなニワトリ。非常に豊かである。



迫あやの さま

迫あやの さま




選評:素材感がよい。白いところと、赤いところで別の執念を感じる。赤いところで2つに分かれる感じがあり、 脳であったり、アフロであったり、ニワトリ本体であったりと議論された。のっとられ系。



武村ゆり さま

武村ゆり さま




選評:にくたらしい顔がいい。



中谷裕代さま

中谷裕代さま




選評:応募していただいたニワトリ本体より、落書きの2つの頭に注目が集まりました。 もちろん、大変力作なのですが、2つの頭の目力と、コミカルさが、素晴らしかった。



奥坊優己さま

奥坊優己さま

【作品へのこだわり】
メガ ニワトリ

選評:カッコイイ!左右に3つずつ伸びている青いものが、羽にも脚にも感じられる。 青いニワトリというのがいい。エジプトの神様みたい。





特別賞

舞台美術として、選出されなかったものの、素晴らしいものに舞台美術「竹腰賞」・現代アート「皮賞」を贈ります。

しいな みお さま

しいな みお さま




選評:触ったら楽しそう くちばしが湿っていて、羽根が広がって とさかが溶けていて、いろんな質感がありそうです。



 さま

  さま




選評:内部からみ出て来る"何か"に魅せられた。実際に制作してみたいと思いました。




◇別の立体化作品 和菓子◇

江里口暁子さま

江里口暁子さま

【作品へのこだわり】
赤いとさか

選評:16体のうちに選ばれなかったものの、やわらかさと透明感があるという素材感から和菓子として販売させていただきます。




CQ. 佐野泰広

ぼくが子供の頃認識していたにわとりは、朝になると五月蝿く騒ぎ立てる馬鹿な小動物で、緑色の鱗に覆われて猛獣のように吼える冷血な恐竜とは隔絶された生き物だった
それがいつの間にか、にわとりは、カラフルな羽毛で覆われクークーと鳴く、恐竜の生き残りであることになっている
今のこどもたちにはにわとりがかつて地球を支配したふわふわした巨大な生き物が重なって見えるのだろうか
そういった認識の違いは、人種、性別、国、地域、そして個人ごとにあるのだろう
自分の中のにわとり
それはにわとりであるけれどもにわとりとかけはなれているなにかだ
それを、集めて眺めてみれば、そこにはにんげんが見えてくる。のかもしれない

【プロフィール】
舞台美術・舞台監督として活動
カフェ、アトリエ公演のような小規模なものから、大ホールでの公演まで様々な作品を手がける
近年美術を担当した劇団は、遊劇体、ピースピット、くじら企画、浪花グランドロマン、虚空旅団、Undercurrent、Patchなど
山から木の根っこを掘ってきたり、鉄骨を溶接して14畳2階建てのびっくりマシーンを作ったりする



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